十七格納庫

あなたの名前(なまえ)　呼(よ)んだらそこで
突然目(とつぜんめ)が覚(さ)めそう
こんなにうまく行(い)きっこない
また偶然(ぐうぜん)　逢(あ)えるなんて

人(ひと)込(ご)みの中(なか)　私(わたし)と同(おな)じ
髪(かみ)した娘（こ）だけ見(み)てる
きっと誰(だれ)かを探(さが)してるんだ
恋(こい)の相手(あいて)かな

＊眼(め)が合(あ)った瞬間(しゅんかん)　でもそれは私(わたし)で
　嘘(うそ)よ嘘(うそ)、あなた駆(か)けて来(く)る

　ときめきの　導火線(どうかせん)が
　体(からだ)じゅうを走(はし)ってく

　バラバラに　ならないように
　シッカリしなくちゃ私(わたし)

　でもちょっと　今日(きょう)はちょっと
　気持(きも)ちが迷子(まいご)の子猫(こねこ)
　優(やさ)しさで　攻(せ)められたら
　着(つ)いてくしかないかもね　ニャーオ

いくら何(なん)でも　似過(にす)ぎてるよね
あなたのその話(はな)しは
私(わたし)が昨夜（ゆうべ）、夢(ゆめ)の途中(とちゅう)で
言(い)われたセリフに

思(おも)い思(おも)われさえ　砂粒(すなつぶ)の確率(かくりつ)
「でもね、その粒(つぶ)が僕(ぼく)だよ」って

ときめきの　導火線(どうかせん)が
ジンジン言(い)って燃(も)えてく
今(いま)すぐに　吹(ふ)き消(け)さなきゃ
絶対(ぜったい)いつか傷付(きずつ)く

でも少(すこ)し　ほんの少(すこ)し
このまま接近(せっきん)したい
手(て)にも触(ふ)れ　られないのに
いきなり引(ひ)っ掛(か)けないよ　ニャーオ

＊Repeat