十七格納庫

ねぇずっと　待(ま)っていた
この日(ひ)がくること　夢見(ゆめみ)ていた

あなたの手(て)の　温(あたた)かさに
包(つつ)まれて
本当(ほんとう)の　気持(きも)ち
伝(つた)える日(ひ)を

太陽(たいよう)よりも　穏(おだ)やかに心照(こころて)らす
月明(つきあ)かりみたい
ささやかで　やさしくて
まるで恋(こい)のようだった
私(わたし)はずっと　あなただけ
見(み)つめていた
あなたは三日月(みかづき)
いつの日(ひ)か　壊(こわ)された
心満(こころみ)たされますように

いつまでも　このままで
あなたの話(はなし)を　聞(き)いていたい

時(とき)がすべて　変(か)えていくと
知(し)ってても
消(き)えない　何(なに)か
信(しん)じたくて

闇(やみ)を彷徨(さまよ)う　旅人(たびびと)の道(みち)を照(て)らす
光(ひかり)があるなら
まっすぐに　見(み)つめてる
誰(だれ)かの瞳(ひとみ)でしょう
私(わたし)にとって　あなたこそ
光(ひかり)だった
私(わたし)居待月(いまちづき)
ためらいの　寂(さび)しさを
あなたが見(み)つけてくれた

ふいに涙(なみだ)が
瞳(ひとみ)からこぼれてく
霞(かす)んでく　月(つき)の光(ひかり)